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オイストラフ&オーマンディ [クラシック]

今日は秋晴れ、10月も終わりなのにとっても暑い日中でした。午前中に家族の車2台を洗車!体調も良好になりがんばりました。
長年連れ添ってきたB226シグネチュアーが、サーボ系の故障で再生が出来なくなったので修理に出したのですが・・・。現在の1bit系DACと違いMulti-bit系DACのガッツある再生音が好きで手放せない1台。何とか直って欲しいものです。

        
D・オイストラフのバイオリン、オーマンディ&フィラデルフィア管弦楽団のチャイコフスキー:バイオリン協奏曲。1959年12月24日(クリスマスイヴ!!)、フィラデルフィアでの録音。

このレコード自体は、たぶん60年代後半のプレスになると思います。ジャケット左上に穴が開いていますから、カットアウト盤でしょう。昔々バーゲンで入手した思い出のLPです。購入した頃、友人とバイオリン奏者のことでかたりあったことが思い出されます。


ゆったりと大きく歌うバイオリンに冒頭から引き込まれていきます。思いのほかゆったりと奏でられていくバイオリン。オーマンディもこの大きさに負けずサポートしています。カラフルな音色でキラキラ輝くような音が部屋を満たしていきます。
ちょうどこの頃から、旧ソ連の音楽家たちが訪米して名盤を残しています。この録音もその一枚といっていいでしょう。

音質は、購入前に持っていた国内盤では想像できなかったクリアーで大きく広がる音です。CBS・Columbia盤は時期により音が大きく変わると聞いていました、最初期盤と比較したわけではありませんがこの盤は、なかなかの再生音です。

このLPを取り出した本当の理由は、カートリッジを常用していた『オルトフォン MC-ER』から『DENON DL-103SL』へ変更したからです。どうもMC-ERでは60年代のLP音色に納得できず『丸針』を使った、DL-103SLを選択したしだいです。これが目の覚めるような変化に驚きです。こんなに素直でよい音がしていたとは・・・、発売時に購入後何度か使用していましたがあまり記憶にありません。たぶん同じ音がしていたのでしょうが・・・、私自身に問題があったんでしょう。当分アームから外れることはないと思います。ただし、使用時間が短いのでまだ固めの音色ですが、こなれてくるともっと良くなるような気が・・・。

   
ターンテーブルに載っているのは、シノーポリ&ニューヨークPOのワーグナー集です。
初期盤だけでなく、デジタル時代になってからのLPも良好な音色です。


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コメント 2

mozart1889

こんにちは。
ああ、銘機 DENON DL-103SL ですね。
そして、これも往年の名盤、オイストラフとオーマンディのチャイコフスキー。僕はこの演奏は国内盤のLPで聴いてきました。愛聴盤でした。
あるべりっひさんの輸入盤ではエエ音がするんでしょうね・・・・。羨ましいです。
by mozart1889 (2007-10-30 16:36) 

あるべりっひ

mozart1889 さん 
こんばんは、コメントありがとうございます。

DENON DL-103SL、銘機ですね。どちらかと言えば『買っただけ』の状態でした。反省しています。
輸入盤だから良い音がするとは言い切れませんが、好みの問題もあるとお思います。特に私の好きな『米盤』は当たり外れが大きく、盛大な『パチパチ,プチプチ』ノイズで音楽どころではないLPをどれだけ手放したことか・・・。それに比べれば、70年代以降の日本盤は製品ムラが少ないようです。
by あるべりっひ (2007-10-30 23:08) 

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