ゴールデンウィークで・・・。

今日から仕事・・・。
久しぶりの長期休暇（２９～５日迄）！　前半は扁桃腺炎に苦しみながらレコードのクリーニング、オーディオの微調整＆雑用。
月が変わり友人宅へNew Speakerを聞きに訪問（Newと言いながら、40年くらい前のエレクトロボイス製）。以前使用されていたのタンノイとは好対照のストレートな音！アンプが以前のまま球管シングルタイプのためか、『More Power！』とエレクトロボイスが言っているような気が・・・。まじめに音楽談義＆オーディオ談義に終始。
翌日は、別の友人が我が家訪問！！　レコードを聞きながら大雑談大会！最新のSACDマルチ録音から歌姫ネトレプコ談義、車は何がいいとか、とっても広範な話題になり最後は何がなにやら？？
少し二人がまじめに聞いたのが、７０年代前半の『カラヤン・ＥＭＩ』録音のブルックナー。私が最近英国ＥＭＩオリジナル盤を入手し自慢（？？）、じっくり聞こうとのことでしばし沈黙（拝聴？？）。日本盤との音質の差（二人では、以前から所有しているマイスタージンガーで確認済み）を改めて驚愕を持って確認したしだいです。特にベルリン・フィルの弦楽器群の美音には感心しました。もう一方のメーカーでは記録されていないような美音です。田舎臭さの微塵もない洗練された都会の香りが・・・。でも香水プンプンではないんですね。管楽器の響きは言うことなし！！
また、クラシックのマルチ録音について、『リアからはどうして残響だけなの？？』からはじまり、ポップス系のように積極的に『リアから音を出してよ！』の結論に。そこでデッカの『ボエーム（シャイー指揮）』。もーこれは凄いです。オーケストラは前方に位置していますが、歌手、合唱等舞台上の人々は部屋の中を縦横無尽に動き回り大変楽しく聞くことが出来ます。
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1970864
賛否両論はあるでしょうが、演出不足ではないでしょうか最近の録音は！製作側には大変な苦労（金額的にも労力的にも）が必要でしょうが・・・。たとえば『アイーダ』の凱旋の合唱が前後左右から響いてきたらとっても凄いと思いますよ！！