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録音のこと Ⅰ [オーディオ]

ステレオ録音はいつ頃から行われていたんだろうか?
ディズニーの『ファンタジア』は1940年、『ファンタサウンド』と呼ばれるステレオ録音の走りです。全曲なんとクラッシクの名曲満載です。これは、磁気テープ開発前でサウンドフィルムに録音されたものとのことです。それより前、1932年頃フィラデルフィアで二本の溝に左右の音を記録する実験が行われていたようです。大西洋を渡ったイギリスでは同じ頃、一本の溝に左右の音を記録する実験を行い特許の申請を行っています。この辺りが、1958年に発売が開始されるステレオLPの走りになるのでしょうか。しかし、この時代まだテープレコーダー(磁気テープ)は開発されておらすもう少し後の時代まで本格的な『商業ステレオ録音』の登場は待たなければなりません。
第二次大戦中のドイツでテープレコーダーが開発され、これを使ったステレオ録音の試験が行われたようです。この頃のいくつかのステレオ録音が以前発売されていました。嘘か真か『1945年』のバイロイト音楽祭はステレオ録音が残されているとされています。これは、伝説的な名指揮者フルトヴェングラー氏が指揮したもので1944年の録音はモノラルではありますが発売されています。
5.1チャンネルがあたりまえのように家庭に入り込んでくる中、ステレオ録音が開発されてくる過程にとっても興味を持っています。


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