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私の愛器 [オーディオ]


 私の愛器の紹介です。
メインアンプです。『マークレビンソン:ML-1』&『マランツ:8B』です。
特に『ML-1』には強い想いがありました。まだ、オーディオの『オ』の字も知らない頃にある雑誌で見た広告で一目惚れしてしまったのです。まさに、アイドルに憧れたようなものです。試聴記は絶賛のものばかり(そのような記事ばかり選んでいましたが)、夢は膨らみます。『妖艶な女性ボーカル』の記事、想像も膨らみます。聞きたい、会いたい(決して見たいではありません)。地方住まいで年少の身では、夢でしかありません。そうこうしているうちにモデルチェンジをし『ML-7』になってしまったのです。でも、『7』じゃない『1』が良い。『ML-1』でなければと・・・。聞きたい!想いは膨らみます。
何年もして、出会いは突然訪れました。仕事の途中で入った喫茶店でJBL4343を鳴らしている『ML-1』に出会ったのです。ビル・エバンスなんと妖艶なピアノ!想像以上です。言葉がありません。お願いをして、マーラーのレコードを聞かせていただきました。『・・・。』この時初めて評論家の先生方の表現力の豊かさを知りました。感嘆語しかなかった自分が情けなかったことを今でもおぼえています。この時強く想いました、『欲しい』!
日本には相当数輸入されていると聞いていましたが、なかなかめぐり合えません。雑誌の通販記事に載っているお店に片端から電話もしました、有名店へどれだけ足を運んだでしょうか、めぐり合えません。すると、もっともっと『欲しい』!!!
ある時別件でオーディオ店へ電話をしている時、店主が最後に「先ほどML-1の状態が良いのが入ったよ、探してたろ?電源は153だヨ。」「・・・、それ、それください」聴きもせず、見もせず、決めてしまいました。
このようにして、憧れの『ML-1』は15年前私の部屋にやってきました。今では、彼女なしには音楽生活が考えられなくなっています。クラッシクはもちろん、ダイアナ・クラール,エデン・アットウッド,アリソン・クラウス,ユーミン,大滝詠一、みんな魅力的な音楽を奏でてくれます。


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コメント 1

よくわかんないけど、かなり今時凄そうな愛器っスねぇ・・・
って、はじめまして、ギターオタク。なのだ
オイラの部屋にも単体のアンプ、そう、かんなり年期モンがあるのだ
調子よくないけど、もう部品がどーとかで直してくんないのだ

多分、どっかの接点不良だけなのに、悲しいのだ
その点、ギターは、ある意味古い方が値打ちが出て○なのだ!
by (2005-11-22 12:43) 

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