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コバケンさん 『ベト7』 [クラシック]

久しぶりのコンサートへ出かけました。
名古屋フィルハーモニー(小林研一郎:指揮)『コバケン・スペシャルVol.13』
愛知県芸術劇場コンサートホール

        コバケン 1.jpg
プログラム:
前半
 1:『セヴィリアの理髪師』序曲
 2:『愛の妙薬』~人知れぬ涙
 3:『ウェルテル~春風よ、なぜわれを目覚ますのか
 4:『カヴァレリア・ルスティカーナ』間奏曲
 5:『仮面舞踏会』~今度の航海は無事だろうか
 6:『トスカ』~星は光りぬ
テノール:佐野成宏
アンコール:オーケストラ退場後、コバケンさん&佐野さんのトークあり。その後、コバケンさんのピアノ伴奏で2曲
 7:カタリ・カタリ
 8:オー・ソレミヨ

後半
演奏前に、コバケンさんがピアノにて楽曲解説が少々あり。
 9:ベートーヴェン:交響曲第7番
アンコール
ここでも2曲
10:バッハ:管弦楽組曲第3番~エア
11:ベートーヴェン:交響曲第7番~第4楽章コーダ

情熱的、それよりも叙情性を強調したと思う前半の演奏。コバケンさんで『カヴァレリア』の間奏曲を聴けたのは幸運・・・だったように思うところです。佐野さんの透る輝かしい声とオーケストラの共演も感動的でもありました。
そして佐野さんの素晴らしい歌唱へのアンコールが、コバケンさんのピアノ伴奏による2曲。佐野さん歌唱がいっそう光り輝き素晴らしい声をコンサートホールに響かせてくれました。
後半のベートーヴェンは、コバケンさんの独壇場。前半とは好対照・・・、非常に情熱、直情的な熱いベト7。
リズミカル,しなやか等、表面的な言葉などとははるかに遠いところにある演奏。心の底から沸き上がる熱い血潮の演奏。近頃耳にすることのなかった演奏です。汗が飛び散るような感覚が、グイグイ迫ってきて虜にしてしまいました。
3楽章から4楽章へは、一気になだれ込み緊張感を途絶えさすことなく突き進んでいったことも大きく影響しているんでしょう・・・か。
アンコールの『バッハ:エア』は、静かに穏やかに・・・いつ果てるのかこの静寂。
2曲目のアンコールが用意してないとのコメントの後・・・、禁断の『ベト7』コーダの再演。これがまた暴演だったから言葉を失いました。強烈な1分でした。

ライブCD発売してくれないかな・・・、名フィルさんお願いします。
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