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ケアをしないと・・・。 [オーディオ]

私が使っているステレオシステム、古い機器が多いためか時々原因不明の不調になることがあります。いろいろ手を入れてみても、それまで音、音色に戻らない。ところが、翌日はいつもの様な音、音色に戻っている。ほとんどの機器が私と同年齢です。私自身も原因不明の不調になることもあるので、『年』なのかも知れません。

        
   一番の若者が、このプレーヤーです。(ノッティンガム・オーディオ 『スペースデッキ』)
私のわがままでオリジナルのカートリッジ・アームではありません。いろいろなカートリッジを使いたい、取替えひっかえ聴きたい、の希望をショップの担当者が叶えてくれてこのような姿になりました。SPUを専用アームで聴きたいとの夢も叶えてもらいました。
この娘、スイッチを入れても自分の力でターンテーブルは回りません。手で希望回転以上に回して、回転が落ち着くまで待ち、カートリッジをおろします。ダストカバー、ありません。回転の変更は、ゴムベルトの架け替えで対応、2スピードです。わがままな娘ですが、本当に可愛いと思ってます。


養女に来て13年(本当は10年です、ハイ)。最近、どうも旨く回らなくなったのです。一番若いのに元気ないんです。『う~、ベルトが伸びたか?』モーターも置いてあるだけ(左手前)ですから、テンションも簡単に替えられます。少しモーターを離しても、変化なし。はっきり言って『止まります』。何が悪いのか分かりません??
取説を引っ張り出してきてセッティングの手順を読み返し・・・、うっこれだ!!  軸受けの『オイル』。そう言えば、10年(本当は7年くらいです、すみません)ぐらい『NO CARE』です。やばい『焼きつくぞ!』 早速ターンテーブルを抜き取り作業へ、精密加工のためか、なかなか旨く抜けません。時間をかけてゆっくり持ち上げます。軸と軸受け内の古いオイルを麺棒でしかっりふき取り・・・、『あっ、麺棒にほとんどオイルが付かない』やばいとこです。専用オイルを目分量で『ティースプーン』1杯分軸受けへ周りを汚さないように丁寧に入れます。それから、ターンテーブルを元の位置は戻すのですが、この時無理に入れてはいけないようです。自重で降りるまで待ちます。待つこと10分くらい。その後、ベルトをかけて『CARE』終了。今まで以上にスムーズに回っているように思います。

この娘に限らす、他の娘たちも私がケアできるところは、出来るだけ注意して診てあげようと思います。私もマッサージにでも行って、日ごろの疲れを取ってもらうことにします。


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mozart1889

ああるべりっひさん、おはようございます。
オーディオ機器のケアは、このエントリーのように、丁寧にしてあげなくちゃイカンのですね。
あるべりっひさんの愛情が伝わってくるお話でした。エエもん、読ませてもらいました。ありがとうございました。
僕もスピーカー・コードくらい、端子を磨こうと思います・・・・・。
by mozart1889 (2007-06-17 07:20) 

あるべりっひ

mozart1889 さん、おはようございます。
愛情をそそげばきっと良い音を奏でてくれると思います。
これからは、パワーアンプの真空管の接点も定期的にケアしようと思っています。
システムのケアをする時間があれば、ガンガン音楽を聴いていたい方ですから、今回の件で少し注意しようと思いました。
by あるべりっひ (2007-06-17 09:19) 

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