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ゆっくり音楽を! [クラシック]

毎年のことで、分かっているつもりなんですが仕事がバタバタです。

久しぶりにゆっくりすることの出来る1日!!昼過ぎまで寝てましたが・・・。
最近、スピーカーへゆっくり向かってません。とにかく音楽が聴きたい!!ゆっくり音楽を聴きたい!

音楽に対峙するには、精神的にちょっと疲れ気味。ヒンギスのピアノ・ソロもなかなかこんな時よいのですが、オーケストラを聴きたい!くどくなく、浸れる音楽を聴きたい!印象派の音楽もいいかも、でも何か違う。とりあえず、モーツアルトを聞いて・・・。

      

でも、こんな時いつも『ディーリアス』に行き着くんですよね、私は。どの曲もすーーーと入ってくるんですが、邪魔にならない。かといって、居眠りをしてしまうこともない。音楽が包み込んでくれます。一般的には、ビーチャムの演奏が好評のようなのですが私は、これを含むバルビローリの演奏ばかり聴いてます。
曲名など考えず、繰り返し何度もLPをかけています。先ほど聴いたばかりなのに新鮮な気持ちでまた聞くことが出来るのです。ほぼ、エンドレス状態で聞いています。

このLPには、1曲セレナーデとして人の声が入っている曲があるのですが『歌詞』はありません。オーケストラに溶け込んで素晴らしい雰囲気を出しています。どの曲も『イギリスの風景画』を思わせる、と言うより『風景画』そのものではないかと思います。叙情派とか印象派とかではなく、『風景派』とでも呼びたい気持ちです。
このLPのタイトルは『Summer Garden』なのですが、この季節これくらいの『ちょっと明るめ』の方が良いのでは・・・。イギリスの夏は、こんな感じなんでしょうか。全英オープン・ゴルフなんか見てますと、えっっ~夏なのって思いますから。
晩年、ディーリアスの手伝いをしていた『フェンビー』も素敵な録音を多く残してます。


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コメント 3

Forte

僕もディーリアスは昔、ビーチャムのLPを聴いていましたが、CD時代になってからはバルビローリのディスクを聴いています。

最近、近くにできたイオンに入っている本屋で「ブルックの定期市」のミニチュアスコアを入手しましたので、自分のオケでできなかな~と画策しています。スコア的にはあまり難しくないのですが、あの印象的な雰囲気と独特な和声法に奏者はだいぶ戸惑うと思います。

ディーリアスを聴くと、不思議なほどの《懐かしさ》に涙が自然と出てきてしまうことがあります。なぜなのでしょう?

フェンビーとの逸話も音楽史上の素敵な逸話の一つでしょうね。以前、映画でも見た記憶があります…
by Forte (2006-12-04 18:43) 

Forte

誤字の修正です。
正)「ブリックの定期市」です。

失礼しました~。
アマゾンの紹介だと、この《ブリックの定期市》はバルビローリの最後の録音のようです。

あまり有名でないのが不思議な名作ですよね。
by Forte (2006-12-05 21:32) 

あるべりっひ

ディオニソス さん こんばんは。
以外に、ディーリアス・ファンの方って多いようですね。
独特の和音で包み込む美しさが好きです。初めて聴いたのが『楽園への道』、ビーチャムの演奏でした。

バルビローリの『ブリックの定期市』は、『アパラチア』との組み合わせで、サー・ジョンのラストレコーディングになります。レコーディングの様子は、プロデューサーのグラップ氏の手記に詳しく書かれています。
by あるべりっひ (2006-12-05 22:44) 

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